主従関係の重要性1を読んでいないかたは、こちらを先にお読みください。
でもこんな意見が聞こえてきそうです。
意見:
「私はワンちゃんにエサを与えているし、散歩にも連れて行ってあげているし、おもいっきり可愛がってあげています。
だから主従関係はできているのに、いつも問題行動を起こします。なぜでしょうか?」
なぜ、こういった意見が出てくるのでしょうか?
藤井聡:
「そうです。主従関係です。主従関係なくして信頼関係は築けないんです。
それを言い続けているのが私なんです。他にそういうこと言っている人はあまりいないんです。
主従関係がなくても信頼関係が築けるって言っている人がいっぱいいるんです。
犬は完全な縦型社会ですから、取り扱う人、つまり人間が上位でなければ全てがうまくいかないんです。」
質問:
「藤井聡の本にも書かれていたと思いますが、犬にとっても人間に従っている方が楽なんですよね。」
藤井聡:
「犬にとって自分の頼れるリーダーがいれば、そのリーダーに従っているのが一番楽なんです。
その方がストレスも軽減されます。頼れるリーダーがいないと自分がリーダーになろうとして、天狗になって、ワガママなボス犬になるんです。
そうすると常にストレスにさいなまれます。ストレスは寿命に影響するんですよ。」
質問:
「先程藤井聡がおっしゃられた“主従関係なくして信頼関係は築けない”って、凄く重要なフレーズですね。」
藤井聡:
「信頼関係というのは、人と犬との絆ですよね。
絆を築いていくためには、基本として主従でなくてはならない。
それが日本の愛犬家は逆転しているわけです。飼い主さんが犬にベタベタと接触して、全然リーダーシップを発揮しない。
それどころか逆に、従属者的な対応で、犬に尽くして尽くして尽くしまくります。
そうすると犬は、下位の者は上位の者に尽くして当たり前と感じますから、飼い主さんをバカにするわけです。
だから言うことを聞かないんです。だからそこで問題が発生するんです。」
「でもそれが逆転して、飼い主さんがちゃんとリーダーシップを発揮して、しっかりとした対応をしていけば、特別な訓練をしなくても犬は従属しますから、問題は発生しないんです。
ですから、しつけと訓練は別なんです。
私はしつけの部分をきちんと犬に教育しながら、もしくは飼い主さんに指導しながら、プラス服従訓練、これはオペラント条件付けで服従訓練を強化していきます。」
人と犬との主従関係を確立した上で、
さらにオペラント訓練技法を用いて服従訓練を強化していくことがしつけの基本であり、
それが人にとっても犬にとってもベストな関係であるということを理解しておいて下さい。
次は、犬にしつけをしていく上で、かなり重要なポイントについて、
お伺いしたいと思います。そのポイントは、たった2つです!
⇒犬のしつけのポイントに続く・・・